大学生が自分の”好き”を見つけるには?〜メディア活動という方法〜|鷲見萌夏|

インタビュー

「いろんな業界に関わることができるのがメディアのいいところ」

そう話してくれたのは、「ガクセイ基地」や「SENSE:D」などWebメディアにおいてライター活動をされている鷲見萌夏さん。

今回は、

「自分のやりたいことや好きなことが分からない」

学生のライター活動ってどんなもの?

「大学生が運営するWebメディアに興味がある」

といった方へ!

プロフィール

【氏名、生まれ】
鷲見萌夏
1999年5月
北海道札幌市生まれ

【これまで】
上智大学文学部 新聞学科在学中。
メディア・ジャーナリズムの勉強をしながら「伝える・伝わる」ことについて考える。
ピースボートで世界一周。
「ガクセイ基地」10代目代表。
「SENSE:D」編集長。
「PEACE BOAT DECK」などでWeb記事を執筆。
ラジオが好き。

編集部 須田
編集部 須田

大学生メディアを運営したり、ライターとして活動したり、そんな鷲見さんのこれまでを紐解きます!

鷲見萌夏さんの活動

学生ライターとして

鷲見さん
鷲見さん

現在は、大学でメディア、ジャーナリズムについて勉強しながら、

SENCE:Dというサイトやガクセイ基地、PEACE BOAT DECKなどで記事を書いてます。

それぞれどう言ったものなんですか?

ガクセイ基地は、「学生が社会に出る前に自分の”好き”を見つけるのを 手伝うための情報発信メディア」というコンセプトがあって、自分は社会人のインタビュー記事をメインに書いています。

HOME
ガクセイ基地は、大学生が好きを見付けるウェブメディアです!

メディア活動に興味を持った理由

高校生、カナダ留学を通して

須田
須田

いろいろな媒体でライターとしての情報発信をされていますが、「メディア」活動に興味を持たれたのはどうしてなんですか。

鷲見さん
鷲見さん

高校生の時、カナダ(カルガリー)の高校に2ヶ月留学したんですね。

その時に、漠然と日本って遅れてるんだなと感じました。

例えば、オーストリアにルーツのある学生とドイツにルーツがある学生が第二次世界大戦について議論していたり、韓国にルーツがある学生が私に日韓関係について意見を求めてきたり。

高校生とは思えない考え方や多様性があるんだなと衝撃を受けました。

なるほど…。

カナダでは、日本人の留学生だからという特別扱いもなく、
もしこれが世界のスタンダードなら、日本はやばいのかなと思ったんです。
そういった意味で、グローバル化とは言っているけど、日本って閉じた国なのかなと感じて。

そうして高校生だった当時の私は、自分が発信する側として、言ってみれば啓蒙しなくちゃ、なんてふうに思っていた気がします。笑

ただ、今振り返ると本当に何も知らなかったんだからそんなこと考えてたんだなーって思いますね。本当に若気の至り(笑)。

大学で日本のメディアのことを勉強して問題の根深さを知ったり、*限定効果論とか選択的接触の話とか学んだことでメディアには啓蒙的な力がそれ程ないんじゃないかと思うようになって考えがだいぶ変わりました。

今は、発信することで評価されるべき人やものが正しく評価されたらいいなと思いながら活動しています。

小さな声をメディアと言う物の力を使って大きな声に変えられたらいいな、と思っていますね。

*限定効果論(メディアの影響は、それほど大きいものではなく、間接的なものにとどまるとする理論。)
*選択的接触(人々がメディアから、自分の既存の状態や考えを強化するような情報を選択する傾向のこと。)

自身の苦手意識

もう一つ、メディア活動に参加した理由として、「自分は文章を書くのがめちゃくちゃ苦手」だと思っていたのも一つです。

そうなんですね!
大学では新聞学科と伺っていたので、昔から文章を書くのは得意だと思っていました…。

実は、新聞学科を選んだのにも、物事の効率的な伝え方・文章の書き方を学んで苦手を克服したいという気持ちが動機の一つとしてあったんです。

でもいざ大学に入ってみると、思っていた以上に文章を書く機会が無くて…。

そんな、何かアウトプットの機会を作らないとダメだ、と思っていたところで発見したのがWebメディアの「ガクセイ基地」だったんです。

Webメディア ”ガクセイ基地”について

学生が、自分の好きを見つける場所

ガクセイ基地には大学1年生の時から入っていました。

私がガクセイ基地に入ったのは、大学1年生の春。
基地を知ったきっかけは、確かFaceBookでのメンバー募集の投稿でした。


取材では、様々な業界の方にお話を聞きに行きます。業界の裏側を知ることができるのが楽しいのはもちろん、こんな考え方や働き方があるんだと発見があり、取材を通して自分の世界が広がっていると思います。

普段の活動では、記事執筆以外にどんなことをされていますか?

毎週ミーティングを行なっています。
もっと多くの人に記事を読んでもらうためには?より良い記事を書くには?という2つを軸に話し合いや作業をしています。


例えば、SNSの運用の工夫を考えたり、公開した記事をメンバー同士でフィードバックしたり、次回以降の執筆に向けて意見交換したり。

成長とやりがい

ガクセイ基地の活動の中で、葛藤や苦い経験などありましたか?

そうですね…。

ガクセイ基地では、どの記事がどのくらい読まれているのか、数字ではっきりと出てきます。

最初の頃は記事を書いても全然読んでもらうことが出来ず、ものすごく悔しい思いをしました。
その悔しさをバネに”どうすれば読んでもらえるか”を必死に考えて、

「こっちの表現の方がいいかな」

「内容の順番を変えたほうが良いかな」

とメンバーと話し合い、記事の数字を見てさらに改善していくトライ&エラーの毎日でした。

でもそのおかげで、人に読んでもらえる文章を書けるようになったのも事実です。

大学生が自分の”好き”を見つけるために

取材と発信を通して

ガクセイ基地の取材をしている中で、

自分がラジオ好きということもあり、
ニッポン放送(ラジオ)の放送作家さんやディレクターさんに取材できたのはとてもいい経験でした。

ニッポン放送「三四郎のオールナイトニッポン」放送作家・福田卓也にラジオ業界の裏側を聴く! / ガクセイ基地
ラジオを聞いているとよく耳にする単語「放送作家」。 しかし、どんな仕事をしているのか、「作家」が生放送中に何をしているのか、など謎のベールに包まれています…。オールナイトニッポン特集の一環として、三四郎のオールナイトニッポンで放送作家を務めている福田卓也さんにインタビューしてきました!

人によっては、就職先として候補にしていた業界の方にお話を聞く機会を得て、本当に自分がその分野に進みたいのか考え直したと聞きましたし、

自分が気になっている分野のことについて調べたり、取材したりして、より解像度が高くなるんですよね。

ガクセイ基地での取材、発信を通して、メンバー自身が”自分の好き”を見つけられるのも、メディア活動の魅力だと思います。

最後に

いかがでしたか。

今回は、学生ライターとして活動する鷲見萌夏さんに、これまでの経緯や行動のきっかけを伺いました。

「ライター活動に興味がある」

「取材の経験をしてみたい」

といった方から、

「大学生で行動したいけど、何をすべきか分からない」

「自分のやりたいことや好きなことが分からない」

という方まで、ガクセイ基地のコンセプトは、”学生が好きを見つける”ですので、何かヒントが見つかるかもしれません。

ぜひ覗いてみてください!

コロナ渦でもどの大学生よりも活動・経験ができる!ガクセイ基地メンバー募集〜!!/ ガクセイ基地
ガクセイ基地では、2021年から私達と一緒に活動してくれる仲間を募集しています!募集しているのは、記事を書くライター、広報担当、グラフィックデザイナー、イベントオーガナイザーなど様々です。コロナ禍でも最高に充実した大学生活を送りましょう!まずはミーティングの体験参加から!


おまけ『ラジオ談議』

鷲見さんはラジオがお好きだと伺いました。

そうなんです。


きっかけは、高校生の時に星野源が好きで、彼がパーソナリティを担当していた深夜番組”オールナイトニッポン”を見つけたことですね。

それからゼミの研究テーマにするほど”ラジオ”に惹かれたそうですが…

ラジオの魅力はたくさんあるんですが、一つ取り上げるなら、

ラジオ業界にあって、他のメディアには中々ないハングリー精神が、力強く感じられることですかね。

想像に難くなく、ラジオはオワコンなんだという共通認識が業界の中にもあるんですね。

そんな中で、何か面白いこと新しいことをしなくちゃという製作側のチャレンジ精神、ハングリー精神みたいなものがあって。


例えば、

星野源のオールナイトニッポンの放送を、公式がYouTubeチャンネルで公開したり。三四郎が番組のファンクラブを作ったり。ファンの応援が直接番組に入る形や、新しい収益化の形を探っていたり、グッツとかの売り上げで、ダイレクト課金などの方法を探っていたり、と。

ラジオ局で働いている人は、オワコンだと言われる中でも飛び込んでくる。

そんな人たちは、真にその業界が好きなんだと思うんです。

働いている人がみんなその業界のことを好きっていうのは素敵じゃないですか。

たしかに。
強烈な”好き”がないと、中々ラジオ業界に進もうとは思わないかもしれませんね。

その上で鷲見さんは、現代におけるラジオの役割をどのように考えていますか?

そうですね…。

以前、ラジオの価値について考えていて、

深夜ラジオが始まった、1960年代のラジオを調べ始めたことがあったんですね。
(去年のゼミのテーマ)

高度経済成長でサザエさん的な(居間を中心とする)家の形から、住宅が2LDKなどの個室ベースに変わったことや、受験戦争の白熱が影響して、10代の学生が孤独を感じるようになったのでは?という仮説から、深夜ラジオが若者の孤独に寄り添っていたから流行ったのではと。

その上で、
ネットの普及による今の社会の状況(距離感、個人主義)と1960年の状況が重なるんじゃないかと思いました。

若者の孤独に寄り添うメディア”という位置づけは、現代にも通底するコンセプトですね!

今はSNSやYouTube、ゲームなど娯楽が溢れていて、それでもラジオを聞いている人はいて、一定数のファンがいるのは面白いなと思っています。
その上で、現代におけるラジオの役割や価値を言語化するのが当面の目標です!

ラジオの魅力が同年代や若者にもっと広まればいいなと思っています。笑

編集部のひとくちメモ

今回は、鷲見萌夏さんの魅力がより多くの人に、そして深く伝わる記事を目指して書いてみました。

鷲見さんは、大学を1年休学してで世界一周の旅に出ていたり、「SENSE:D」では編集長をされていたり。今回は取り上げられなかった魅力がまだまだありますので、

ぜひ鷲見さんのTwitterや発信をチェックしてみてください!

同じ大学生メディアのはしくれとして、ユニジャックは鷲見さんの活動を応援しています!

コメント

広告
タイトルとURLをコピーしました